2017.02.28

ここイタリアでは食に関して非常に関心が高く、ライフスタイルの一部としてとらえる傾向が年々高まっている中、今までとは角度を変えたアプローチの方法がトレンドになっています。
その一つとして125年の歴史を誇るイタリアの老舗バルサミコ酢のDE NIGRIS社がミラノのセントラルからほど近い、あの有名なダヴィンチの絵画、最後の晩餐がある教会のあるCORSO MAGENTAに“ブティック”をオープンしました。それは一見、宝石店や高級時計店を思わせる店構え。ゴージャスな全面ガラス張りのウインドーは通りすがりの人が度々立ち止まっては興味をもって眺めている姿が見受けられます。
一歩中に入るとインテリアはバルサミコ酢の色をイメージしたノアールのとゴールドカラーのコンビネーションによって落ち着いた重厚感たっぷりの什器とディスプレーが迎えてくれます。
取り扱いバルサミコ酢はボトルごとに年代別になっており、4年、8年、12年、そして15年、55年、65年物の6種類。
バルサミコ酢以外にもりんご酢、そしてフルーツをベースとしたピューレーの種類が豊富です。デザートは勿論、肉や魚料理に隠し味としてまたはプラスアルファ―として直接かけて味合うのがお勧めだとか。
特に注目の商品はバルサミコ酢をキャビアのような粒状にした商品。一粒口に入れるとプチっと弾けて口の中に風味が広がります。
使い方は色々、カナッペの上に載せたり、バルサミコをかけずに直接料理の上にこの粒を散らすことでお料理の飾り付の一部としても。様々なアイデアで食卓を華やかに演出できます、とショップスタッフ。
ボトルやケースにもこだわりが凝縮されておりお客様の時でもそのまま出したくなるようなデザイン。拘りはボトルだけでなくギフトボックスにも。ショップの内装と同じくノアールとゴールドのコンビの素敵なボックスは品の良いパープルのリボンとマッチ、プレゼントするのがもったいないくらい。
また、ここのブティックでは全ての商品においてテイスティングが可能。確実にそれぞれのお客様の気に入った商品を提供するためのDE NEGRIS社の心使いと拘りを感じさせるサービスです。
此方のブティックで取り扱いの商品は日本未入荷。お土産としてきっと喜ばれますね。ミラノへ行く機会があれば是非、立ち寄ってみたい今、注目のショップです。