ミラネーゼの夏のバカンス地 | MILANO SPOSA TOKYO COMITATO

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ミラネーゼの夏のバカンス地

盛況のうちに東京オリンピック2020が終わりましたね。

イタリアはコロナの感染者数が減ってきたことに伴って段階的に規制を解除、夏前にはイタリア全域がようやく念願のホワイトゾーン（マスクなしで野外が歩ける）となりました。

8月真っただ中のミラノは約1か月間のバカンスシーズンとなり、ミラネーゼたちは山へ海へと長期バカンスに出かけます。今回はミラノから比較的気軽に行ける海のリゾート地、リビエラ海岸沿いにあるチンクエテッレをご紹介します。

チンクエテッレとは、イタリア語で「５つの土地」という意味で、以下の様な５つの小さな村からなるゾーンの総称です。

モンテロッソ　MONTE ROSSO
ヴェルナッツァ　VERNAZZA
コルニーリャ CORNIGLIA
マナローラ　MANAROLA
リオマッジョーレ　RIOMAGGIORE

険しい岸壁にしがみつく様にあるカラフルな村々は世界遺産に登録されています。

この村々の歴史は古く、11世紀には要塞都市でした。 1980年代までこの村に行く道路はなく、船で行き来を余儀なくされていました。

今やトンネルを掘ることによって鉄道や道路が整備され、まだまだ昔ながらの自然の風景が残っている景勝地を目指して観光客が増え、今ではイタリアの中でも世界的に有名な観光スポットとなっています。しかしながら、まだまだ車では行きにくい場所なので電車での移動をお勧めします。

名産品のレモンリキュール（リモンチェッロ）、バジルソース（ジェノベーゼ)、フォカッチャや魚介類のフライのお店が沢山ありますので、訪れられた際は是非お試しください。

MONTE ROSSO

VERNAZZA

CORNIGLIA

MANAROLA

RIOMAGGIORE