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ロックダウンからの解放

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回お知らせ致しました様にイタリアではロックダウンが段階的に解除されており、少しずつですが日常を取り戻そうと様々な努力がされています。ただ、そうは言っても政府から出された指針は非常に厳しく、前面開業するにはそれなりの設備投資が必要となるため、中小企業、個人経営の会社、商店ではまだ、業務を再開できていないのが現実です。

 

 

例えば、お店に入る前の検温、ジェルでの消毒、手袋着用が義務付けられ、床には導線が示され一歩通行になる様なシステム作り、また入店人数も限られ時短営業など、お店側もお客側も戸惑いながらの手探りでの再開となっています。レジ前にはアクリル版で出来たシールドも設置(短い期間で良く、準備できたと感心してしまいました!)。

 

 

レストランでも各テーブルは2m間隔をあけ、人同士は1mの間隔を開ける。テーブルに複数で着席すると、それぞれの名前と関係性(家族か、親戚か、恋人同志、友人など)、国からの指示のルールを理解していることなどが記載された宣誓書へのサインが義務付けられています。

 

 

各店舗入口には必要事項とお願いが記載された物の表示義務が課されているのですが、それぞれ個性を生かした表示がとても素敵なのがイタリアらしいところ。

 

 

画像は有名ブティックに貼られた物。モチーフとなっているアニマルをアニメっぽくデザイン、堅苦しくなりがちな物を、逆に人々の笑顔を誘う表示に工夫されているところに遊び心満載のブランドらしさが伝わってきます。

 

 

そして、ゴルフにも変化が。。。。。

なるべくポールやその他に触れない状態でボールを取り出す手段として、なんと底上げカップが登場です。ボールがインした時のあの音が響かないのは多少満足感に欠けますが、まあ、暫くは辛抱ですね。

 

 

公共機関の中でもルール厳守。人が立っていい場所に印がつけられ、それ以外での乗車は禁止されています。椅子も同じく、座っていい場所といけない場所をステッカーで表示。ただ、ミラノでは自転車やキックボードなどでの通勤が推奨されており、ロックダウン解除に合わせて主要道路に突然、即席自転車専用レーンが登場しています。ペンキで黄色に塗られた仮のものなのですが、感染を恐れた車通勤の人も増えており、渋滞を引き起こす原因になるのではと賛否両論となっています。

 

 

まだまだ手探り状態の FASE 2 (フェーズ2)ですが 皆の笑顔が少し多くなった様な気配が嬉しいですね。皆様をお迎えできるまでにはまだまだ超えなければならない困難が山積みですが、今後も少しずつ前進しているミラノをお伝えしていきます。

 

 

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