”新しい生活様式”という慣れない変化と共存しながらも手探りであっても前に進もうというポジティヴなイタリアのファッション業界。通常のミラノファッションウイークから名称を「ミラノデザインウイーク」に変え、様々な分野を一同に集めての祭典として開催されました。

 

 

多くのハイブランドは2021年春夏コレクションをデジタル配信で発表し、健在ぶりをアピールしていました。そしてウエディング業界も！この週間には各ブランドがミラノに集結、新作コレクションを発表しました。

 

 

 

最初に訪問したのは『 PETER LANGNER (ピーター・ラングナー）』『 TOSCA SPOSA (トスカスポーザ）』『 GIUSEPPE PAPINI(ジュゼッペ・パピーニ）』の合同展示会。３つの重要なブランドのコレクションが一度に見られるとあって、たった２日間の開催期間にも関わらず、大勢のお客様、ジャーナリストの姿が見受けられました。

 

 

 

 

 

場所はDUOMOなどがある旧市街地から程近いミラノ市裁判所裏の歴史的建造物の中。そこは15世期に建てられた修道院の別館で、中庭にある回廊が特徴的。現在は中庭を利用した素敵なレストランをはじめ、エルメス、カルチェ、グッチなどの有名ブランドや企業がイベントやパーティーを開催している、とても素敵なロケーション。会場の中に入ると正面と天井のフレスコ画に目を惹かれ、高い天井と幻想的な空間がウエディングドレスの雰囲気にぴったりな空間です。

 

 

 

 

 

今日ご紹介するのは 『 PETER LANGNER ピーター・ラングナー』のコレクション。今回のコレクションのコンセプトは『組み合わせ』。ドレス本体の他に多種に渡るブラウスやケープ、アクセサリーなどを組み合わせることによってドレスの表情を変え、自身にあったドレスの個性を出したり、目的や場所によって自由自在に楽しめる様になっています。

PETER LANGNER

 

 

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1

 

ピーター氏らしい華やかで素材の良さを伝えてくれるドレス。胸元の空きが印象的。このドレスに、中にチュールをふんだんに使った襟元と袖口のラッフルが華やかなブラウスを組み合わせることでまったく違う表情に(画像5-7)。教会の中を意識した、ピーター氏の気遣いと遊び心が伺えます。

 

 

 

 

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2

 

ピーター氏らしいカッティングの技術が光るシンプルながら存在感タップリのデコルテローブ。ビスチェのカットに沿ってサイドからバックに取られた深いプリーツを取ることによって、バックスタイルに特徴をもたらした逸品です。

 

 

 

 

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3

 

ゴージャスなマクラメレース使いもピーターのドレスの特徴の一つ。立体的なモチーフを更に惹き立たせる技と技術が光る上品でエレガントなドレス。フロントのVカットとバックのスクエアーカットが対照的、且つ、相まってデコルテの美しさを引き出しています。長いチュールのトレーンにもレースを散りばめて一体感を出した、デザイナーのこだわりを感じさせるドレスです。

 

 

 

 

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4

 

レースのモチーフを胸元にあしらった、清楚な雰囲気のマーメードラインのドレス。フロントは至ってシンプルに、バックはドレープを取ったリボンを連想させるトレーンを幾重にも重ね特徴を持たせたドレス。動作がしやすく、しかもサイドと後ろからの歩く姿を最大限に美しく見せてくれる様に綿密に計算されたドレスです。

 

 

 

 

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MSTCでは『PETER LANGNERピーター・ラングナー 』のドレスの買付けをサポートさせて頂きます

 

 

 

[方法1.]　カタログでご覧いただき、気になられたドレスをビデオを使って細部を撮影してご提供します。

 

 

[方法２.]  ZOOMを使ってショールームから中継でドレスを紹介させて頂きます。

 

 

 

 

いずれの方法もMSTCのミラノスタッフが通訳などのサポートをさせて頂きます。

 

オーダーやカタログに関してのご依頼・お問い合せは、[ MSTC事務局　info@milanosposatokyo.jp ]までメールにてご連絡くださいませ。

 

 

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次回は TOSCA SPOSA (トスカスポーザ）のコレクションをご紹介させて頂きます。