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SPOSA ITALIAレポート − PART 3

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2019年度SPOSA ITALIAが開催されました。MSTCでは3回にわたって展示会の様子をお知らせいたします。

 

3回目の最終は、今年、初めてヨーロッパの展示会の参加を果たした日本発のブランド『YUKINORI MORINAGA』の様子をご紹介します。

 

 

彼の経歴は以前のニュースレターでもお伝えしましたが 長年、『Yumi Katsura』でデザイナーとして活躍、同ブランドと並行しながら自身のブランドを立ち上げて現在に至ります。

 

 

今回、初参加となったSposa Italiaでは 日本人ならではの繊細さ、手仕事、そして類まれなセンスの高さを評価された展示会となりました。ボリューミーでクラッシクなスタイルが多いヨーロッパのドレスの数々とはかけ離れたスタイルは洗練され、しかもどんな分野でも高い評価を受けている日本発のブランドとして海外のバイヤーには新鮮に映り、待望されていたものだった様な印象を受けました。

 

 

その話題は 有名雑誌社のジャーナリストは勿論の事、会場の外でのショールーム、各ブランドのデザイナーにまで及び、今後の動向に注目が集まっています。

 

 

優しく”包まれた”ようなデティールの数々。繊細な手作りのコサージュがチュールに包まれた今回、ヨーロッパデビューのコレクションのテーマは”TSUTSUMU-包む”。 そのテーマ通り優しく”包まれた”ようなデティールの数々。 繊細な手作りのコサージュがチュールに包まれた様なデザインのスリーブ、スカートのウエスト(画像1.2)、また、バックの開きが二重の小窓のような構造になって内部の刺繍がコサージュが透けて見えたりーとてもロマンティックでサプライズの効いたデザインは 会場に訪れた人を魅了し、しばしメルヘンのおとぎ話の世界にいるような錯覚を与えていたのは、訪れた方々の表情が物語っていました。(画像3.4)

 

 

バックスタイルに重心をおいたデザインも特徴的で(画像 5.6)180度のどのポジションからも花嫁を美しく見せる様なデザインになっているように思えました。細かなデティールはアクセサリーにも及び、手作りのイヤリングの素晴らしさはため息が出るほどでした。(画像7)

 

ブースのアレンジ、ディスプレーに関してもブランドの世界観がうまく表現されておりフラワーアレンジメントや一つ一つの小物使いなど、他では見られない工夫が非常に秀でていたとの評価をうけていました。早くも来年のコレクションが待ち遠しい、そんな素敵な新ブランドです。

 

 

 

今後期待のブランド、見逃された方、もしくはドレスに興味がある方は今年9月、東京で開催予定のMSTC展示会でご覧いただけます。

 

招待状をご希望の方、またブランドに関するお問い合わせはMSTC事務局までお気軽にお問い合わせ下さい。

 

MSTC事務局:info@milanosposatokyo.jp

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